ひと口食べれば、混ぜた甲斐あり。目指すは250回、「本気の納豆茶漬け」

ひと口食べれば、混ぜた甲斐あり。目指すは250回、「本気の納豆茶漬け」

納豆を根気よく混ぜること、なんと250回! 空気をたっぷり含ませてつくる「納豆茶漬け」です。温かいごはんにのせてお茶を注げば、コクは残しつつ、口当たりはふんわりまろやかに。食欲のない朝や休日の昼、軽く済ませたい夜にもさらりと食べられる一杯を、納豆料理研究家の夏見奈央子さんに教わりました。

材料(1人分)

  • 小粒納豆……1パック

  • 温かいごはん……茶碗1杯分(150g)

  • しょうゆ……小さじ1

  • 温かい煎茶、またはだし汁……150ml

  • 薬味……お好みで

※小粒納豆の代わりに、ひきわり納豆や大徳寺納豆、干し納豆などを使っても楽しめます。

作り方

1.納豆をよく混ぜる

太めの箸とすり鉢を使って納豆を混ぜている様子の写真

納豆には何も加えず、粘りが強くなるまでしっかりと混ぜます。太めの「納豆箸」と、納豆専用のすり鉢「納豆鉢」を使うと、混ぜやすくなるのでおすすめ。

2.まずは目安100回を目指そう

お箸を握って納豆を混ぜている様子の写真

手のひらで箸をしっかりと握り、立てて持つことで上から力を加えやすくなるので、粘りが出てきた納豆も力強く混ぜられます。反対の手は器をしっかり支えます。

3.しょうゆを加えて、さらに混ぜる

納豆を混ぜ続けている様子の写真

しょうゆを加えたら、さらに150回ほど混ぜます。少し腕が疲れてくるかもしれませんが、ここはもうひと頑張りです。混ぜるほど納豆の粒がペースト状になり、口当たりがよく、お茶にもなじみやすくなります。

納豆を箸ですくっている様子の写真

箸ですくったときに、もったりとまとまるくらいが混ぜ上がりの合図です。

4.ごはんにのせる

茶碗に盛ったごはんの上に納豆を乗せている様子の写真

茶碗に温かいごはんを盛り、先ほど混ぜた納豆をのせます。

5.お茶を注ぐ

納豆を乗せたごはんにお茶を注いでいる様子の写真

温かいお茶、またはお好みの出汁を、器の縁から静かに注ぎます。

極限まで混ぜた納豆がお茶の中でふわりとほどけ、独特の重たさがほどよく抜けるので、ごはんとうまみが一体に。まろやかな口当たりで、さらさらとかき込めます。お好みで刻みねぎやわさび、のり、ごまなどの薬味を添えても。250回混ぜるひと手間も、ひと口食べれば納得。いつもの納豆とは違う、じっくり作って味わいたい一杯です。

納豆茶漬けを食べようとしている様子の写真

夏見 奈央子

納豆料理研究家

調理師、フードコーディネーター、食生活アドバイザー。大学卒業後、エバラ食品工業でメニュー提案などの業務に携わる。その後、京都・祇園で『納豆創作料理 夏豆』を経営。メディアでも活躍し、現在も納豆料理の可能性を広げる活動を続ける。著書に『納豆がもっと好きになる #感動の納豆レシピ』(パイ インターナショナル)。